











苔むした天然石を表現したmossリング。天然石は南アフリカ産のアクアプレーズです。
アクアプレーズとはグリーンカラーのカルセドニーのことで、2014年にアフリカで発見され、2016年に米国宝石学会で新しい鉱物として認められました。クロムによるグリーン発色という点が非常に希少で、同じくグリーンのカルセドニーの変種であるクリソプレーズとの違いは発色要因にあります。クリソプレーズはニッケル、アクアプレーズはクロムです。クロム発色の宝石は数が少なく希少性が高くその中でさらにカルセドニーでのクロム発色はとても珍しいケースです。結晶の内部にはカルセドニーが石英化し、ドゥルージーとなった微細な空洞やキラキラとした粒状の結晶質部分が見られる場合もあります。
こちらのアクアプレーズは透明なクォーツ部分も含まれる、とても表情豊かな石です。フィヨルドやリアス式海岸のような入り組んだ独特な模様がとても美しく、自然がつくりだす神秘に感動を覚えます。2025年のツーソンショーにて仕入れしたばかりの新作ほやほやの一品です。リング部分もクタクタとした有機的なラインで心地よい着用感です◎
リングの部分には「プラチナ100シルバー」を使用しています。こちらはプラチナを含んだシルバーのことを指し、一般的なSV925の配合が(Ag92.5%, Cu5%)なのに対してプラチナ100シルバーの配合は(Ag90%, Pt10%)と、銅に変わってプラチナが入る形となっているためくすみにくく、硬度もSV925は(96HV※)に対してプラチナ100シルバーは(133HV)と高いため、シルバーのあらゆる弱点をカバーした優れものの素材になります。また、プラチナを含むことにより、SV925よりも高級感のある見た目になることも特長のひとつです。
※HV……「ビッカース硬度」。押し込みに対する鉱物の強度を測る数値。通常宝石の硬度を表すときに用いられる「モース硬度」とは、鉱物同士をすり合わせてどちらに”キズがつくか”で出す数値のこと。それに対して「ビッカース硬度」とは、ダイヤモンドでできた剛体(圧子)を被試験物に押込み、そのときにできるくぼみの面積の大小で”硬いか柔らかいか”を判断する数値のこと。
デザイナーが世界中で集めてきた"ちょっとクセのある"天然石で制作しております。型をとらず1点ずつ石の形にあわせて制作しているすべて1点もののシリーズです。原型づくりから仕上げや石留めまでFillyjonkで手仕事で制作いたしております。
metal: プラチナ100シルバー(SV900,Pt100), アクアプレーズ
stone size: w15mm×d10mm×h7.5mm
ring size: 13.5号
※10.5-16.5号までサイズ直し無料。備考欄にてご希望のサイズをお知らせくださいませ。(内甲丸サイズゲージで計測すると誤差が少なくなります。内甲丸で計測された方はその旨お知らせ下さい。お知らせが無い場合、通常サイズゲージのサイズに合わせてお作りしております。)
納期:2-20日(サイズ直しの場合お時間がかかります。)
※1点物の商品につき大変申し訳ございませんが在庫表示の反映・ご購入のタイミングにより、ご注文いただいた商品がご用意できない場合もございます。予めご了承くださいませ。
※2万円(税抜)以上のお買い上げでPassport(ポイントカード)にスタンプを押しています。詳細は以下のリンクにてご案内しております。
https://fillyjonk.stores.jp/items/5e9811765157622d2128da70