










苔むした天然石を表現したmossリング。天然石はニードルインダンビュライトです。
ダンビュライトとはカルシウムとホウ素を有する珪酸塩鉱物で、柱状に形成された原石の形、研磨した際の屈折率の高さに至るまでトパーズそっくりな石として知られています。なかなか聞き覚えのない天然石ですが、その華やかな輝きからダイヤモンドの代用品として使用されていたこともあり、日本でダンビュライトが産出されていた18-19世紀には「ジャパニーズダイヤモンド」などと呼ばれ装飾品などに加工されていた過去を持つ、実は日本に深い縁を持つ天然石なのです。
こちらのダンビュライトはベースの輝きはもちろんのこと透明度もとても高く、びっしりと内包された流れ星のような黄金色のニードルがさらに華やかにこの石を彩ってくれています。天然石に内包される「ニードル」というのは「針」という意味を持っていて、それは通常空洞だったり、その空洞の中にまたなにか別の鉱物や組織を有するものだったりと、非常にユニークなインクルージョンです。リング部分もクタクタとした有機的なラインで心地よい着用感です◎
リングの部分には「プラチナ100シルバー」を使用しています。こちらはプラチナを含んだシルバーのことを指し、一般的なSV925の配合が(Ag92.5%, Cu5%)なのに対してプラチナ100シルバーの配合は(Ag90%, Pt10%)と、銅に変わってプラチナが入る形となっているためくすみにくく、硬度もSV925は(96HV※)に対してプラチナ100シルバーは(133HV)と高いため、シルバーのあらゆる弱点をカバーした優れものの素材になります。また、プラチナを含むことにより、SV925よりも高級感のある見た目になることも特長のひとつです。
※HV……「ビッカース硬度」。押し込みに対する鉱物の強度を測る数値。通常宝石の硬度を表すときに用いられる「モース硬度」とは、鉱物同士をすり合わせてどちらに”キズがつくか”で出す数値のこと。それに対して「ビッカース硬度」とは、ダイヤモンドでできた剛体(圧子)を被試験物に押込み、そのときにできるくぼみの面積の大小で”硬いか柔らかいか”を判断する数値のこと。
Fillyjonkのmoss seriesのアイテムはデザイナーが世界中で集めてきた"ちょっとクセのある"天然石で制作しております。型をとらず1点ずつ石の形にあわせて制作しているすべて1点もののシリーズです。原型づくりから仕上げや石留めまでFillyjonkで手仕事で制作いたしております。
metal: プラチナ100シルバー(SV900,Pt100) , ニードルインダンビュライト
stone size: w14.4mm×d6.4mm×h5mm
ring size: 14号
※11-17号までサイズ直し無料。備考欄にてご希望のサイズをお知らせくださいませ。(内甲丸サイズゲージで計測すると誤差が少なくなります。内甲丸で計測された方はその旨お知らせ下さい。お知らせが無い場合、通常サイズゲージのサイズに合わせます。)
納期:2-20日(サイズ直しの場合お時間がかかります。)
※1点物の商品につき大変申し訳ございませんが在庫表示の反映・ご購入のタイミングにより、ご注文いただいた商品がご用意できない場合もございます。予めご了承くださいませ。
※2万円(税抜)以上のお買い上げでPassport(ポイントカード)にスタンプを押しています。詳細は以下のリンクにてご案内しております。
https://fillyjonk.stores.jp/items/5e9811765157622d2128da70