











苔むした天然石を表現したmossリング。天然石はハックマナイトです。
ハックマナイトとはソーダライトの変種であり、カラーレスから淡いブルー、淡いピンクからバイオレットなどの色合いがあります。紫外線によって色が変化する、テネブレッセンスという現象が生じることがその最大の特徴です。紫外線によって色が変わるものとしてはフローライトなどで見られる蛍光が有名です。蛍光では紫外線が照射されている間だけ色の変化がみられるのに対してテネブレッセンスでは紫外線が当たっている間だけではなく、その後もしばらくは色が変化した状態が続き、徐々に元の色合いに戻っていきます。
こちらは淡い青紫色のハックマナイトです。UVライトを当てている最中はオレンジピンクに蛍光します(写真2)。照射をした直後の色は濃い紫色(写真3)となり、そこから数十分かけて元の淡いブルーに戻っていきます。ミルキーな色合いとカボションカットが優しい印象を与えてくれる一品です。UVライトほど劇的ではありませんが、太陽光でも色の変化が見られるので、日差しの強い夏に身につけるとその不思議な現象を楽しむことができます。全体的に写真は窓際で撮影されたものですので、屋内ではもう少し淡い青紫のカラーです。リング部分は全体的にクタクタとした有機的なライン感により優しい印象となっており、指輪の着用時の締め付け感があまり無く着け心地も良いデザインとなっております◎
リングの部分には「プラチナ100シルバー」を使用しています。こちらはプラチナを含んだシルバーのことを指し、一般的なSV925の配合が(Ag92.5%, Cu5%)なのに対してプラチナ100シルバーの配合は(Ag90%, Pt10%)と、銅に変わってプラチナが入る形となっているためくすみにくく、硬度もSV925は(96HV※)に対してプラチナ100シルバーは(133HV)と高いため、シルバーのあらゆる弱点をカバーした優れものの素材になります。また、プラチナを含むことにより、SV925よりも高級感のある見た目になることも特長のひとつです。
※HV……「ビッカース硬度」。押し込みに対する鉱物の強度を測る数値。通常宝石の硬度を表すときに用いられる「モース硬度」とは、鉱物同士をすり合わせてどちらに”キズがつくか”で出す数値のこと。それに対して「ビッカース硬度」とは、ダイヤモンドでできた剛体(圧子)を被試験物に押込み、そのときにできるくぼみの面積の大小で”硬いか柔らかいか”を判断する数値のこと。
デザイナーが世界中で集めてきた"ちょっとクセのある"天然石で制作しております。型をとらず1点ずつ石の形にあわせて制作しているすべて1点もののシリーズです。原型づくりから仕上げや石留めまでFillyjonkで手仕事で制作いたしております。
metal: プラチナ100シルバー(SV900,Pt100), ハックマナイト
stone size: w14mm×d10mm×h5mm
ring size: 13.5号
※10.5-16.5号までサイズ直し無料。備考欄にてご希望のサイズをお知らせくださいませ。(内甲丸サイズゲージで計測すると誤差が少なくなります。内甲丸で計測された方はその旨お知らせ下さい。お知らせが無い場合、通常サイズゲージのサイズに合わせてお作りしております。)
納期:2-20日(サイズ直しの場合お時間がかかります。)
※1点物の商品につき大変申し訳ございませんが在庫表示の反映・ご購入のタイミングにより、ご注文いただいた商品がご用意できない場合もございます。予めご了承くださいませ。
※2万円(税抜)以上のお買い上げでPassport(ポイントカード)にスタンプを押しています。詳細は以下のリンクにてご案内しております。
https://fillyjonk.stores.jp/items/5e9811765157622d2128da70